高知の名所と名物めぐり |
高知県高知市
2000年3月1日〜3月2日
旅の目的 | |
はりまや橋を見てみたい! | |
日曜市ってどんな感じ? | |
鰹のタタキを食べたい! | |
という目的を設定して旅に出てみましたが、さて? 今回の同行者は友人のはまち。 実は私は生ものがダメなので、鰹のタタキは正確にははまちの目標だ。 |
四国を旅する前に |
JR四国には、ヤングウイークエンドカードという,10〜20代には非常にありがたいシステムがあります。 特典の概要は以下の通り。 ● 16〜29歳対象 ● 金曜日・土曜日・日曜日・祝日(ただし、金曜日だけは午後5時から有効)はJRの切符(乗車券、特急券の往復券)が40%割引される。 ● 年会費は初年度500円、以後2年目以降は400円(ただし、初年度の有効期限内に更新しないと500円になる)。 ● 入会後、すぐ使える。 ● 乗車は券売機ではなく、駅のみどりの窓口でカードを提示して購入すると割引対象になる。 このシステムは2000年現在の情報なので、今後変更される可能性もあります。 念のために、JR四国の駅にある入会申込書を参考にしてください。 あ、私は別にJRの回し者じゃないです。 便利なので、土曜日・日曜日を利用して四国を旅したい方はどうぞ。 この情報がこのサイトの中で、多分一番役に立ちます。 |
はりまや橋商店街 | |
JR高知駅に降り立った私とはまち。 あいにく、この日は小雨でやや肌寒い。 はりまや橋を見るために、駅の前の土佐電鉄高知駅前停留所からはりまや橋停留所を目指す。 土佐電鉄は味があってかわいいので、できる限り乗ることに決めた。 アンパンマンの絵が描かれているものもあって、なかなか楽しい。 そう言えば、原作者のやなせたかしさんは高知出身らしい。 我々の地元は交通機関がほとんど発達していない。 路面電車なんか、夢のまた夢だ。 物珍しさでワクワクしてしまった。 |
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はりまや橋停留所に着いたものの、テレビでよく見る朱色の橋が見当たらない! はまちも「ないわ〜」と辺りを見回している。 石造りの立派な橋が架かっているが、何だか違う……。 もっと違う場所にあるのかも? 仕方なく、雨宿りに西部へ。 地下の食品売り場へ向かう。 安い! いいのか、こんなに安くて! |
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西武を出てしばらく歩くと、はりまや橋商店街を発見。 ここにはりまや橋があるに違いないとにらんだ我々は突撃してみた。 |
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内部は最近立ったばかりなのか、キレイで、一休みできるようにベンチも置かれていた。 ちゃっかり座って休んだが、人が行き来するのをぼんやり眺めるのもまたよし。 しかし、はりまや橋はなかった。 いったいどこにあるんだ? |
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でも、収穫はあった! 我々にとっては大収穫だったので、ご紹介しましょう。 |
こまどり | 手芸屋さん。地下1階&地上3階(だったと思う)と大規模! はまちはビーズ作品を趣味でいくつも作っているので、このお店のビーズの品揃えには狂喜乱舞! 私は必要に駆られて服を作ることが多いので、揃えられた生地にうっとり! 我々にとってはなかなか熱くなれる店。 高知に行ったら絶対に行くぞ。 |
花うさぎ | 和服&小物屋さん。この商店街には2軒ある。 和服の古着や和風のパッチワーク用の布もあり。 大島紬っぽい古着が3000円! 欲しい! しかし、持って帰るのにしわになったりすると悲しいので、諦めた。 今でも夢に見てしまう……。 はまちはパッチワーク好きでもあるので、布をあさりまくっていた。 |
十文字 | 喫茶店。 歩き疲れて休憩するために入ったお店だが、大当たり! むちゃくちゃ和める空間。 2階席に座ったのだが、外にははりまや橋公園が見える。 いい景色だ。 ミックスジュースを飲んでくつろいでいると、さらに、お店の人が日本茶を持ってきてくれた。 さらにくつろいでしまった。 和んでしまう人が多数おり、一度座ると1時間は出られない! また行くぞ! |
U.S.マート | 100円ショップ。 ここには私が大好きなあの「ミスター・チャン」という紅茶が! というわけで、個人的に強力に押すことにする。 地元の店では何ヶ月も前から店頭から消えており、なかなか飲めないので、この機会にと1本買ってしまった。 で、どうしたかというと、もったいなくて飲めなくて、半年くらい部屋に飾ってあったが、このほどようやく飲んだ。おいしかった〜。 |
お店の名前を失念したために紹介できませんでしたが、この商店街は雑貨屋さんがすごく充実しているので、雑貨好きの私にはこれまた嬉しい場所なのでした。 商店街に沿って作られているはりまや橋公園はきれいで、あずまやで休憩している人を見かけました。 お気に入りがいっぱい見つかって嬉しい!! |
帯屋町商店街 |
さて、はりまや橋商店街でお気に入りの店を見つけたものの、肝心のはりまや橋が見つからない我々。 雨を避けて、土産物屋さんに入り、さらに同じ通りに入口がある帯屋町商店街へ行くことにした。 |
やっぱりはりまや橋が見つからない!! 本当にどこなんだろう……。 しかも、ガイドブックすら見ていない我々! 疲れていて地元の人に尋ねるという思考すら浮かばないのだ。 お腹がすいてくるし、歩き疲れて、ちょっと元気をなくしてしまった。 |
しかし、天は我々を見捨てていなかった! またもや素敵な店の出現が我々を喜ばせるのだった。 |
モンテ | レストラン。 お腹がすいて目が回ってきたので、たまたま目に付いた看板を頼りにビルの地下へ。 昼食時間はとうに過ぎていたが、店内は満員。 その日のお勧めランチとして手書きのボードに示されていた鶏肉のワイン風味ソテーを注文した。 ワインの香りがふわ〜っと漂ってきて、おいしいことこの上ない! 高知の人って、こんなにおいしいものをいつも食べているのか? うらやましいぞ!! 俳優さんや劇団関係の方がよく利用するらしく、サインや写真がいたるところにあった。 |
ひろめ市場 | 物産センター(でいいのか?)。 帯屋町をずんずん西へ行くと、大きな建物が。 はまちが事前にガイドブックを調べて、ここで夕食をとると言う。 すごく広い店内は数々のテナントが入った屋台村&特産品屋さん!! はまちは刺身、私は中国の人が作ってくれた本場のチャーハンに舌鼓。 ところで、ここには数回訪れたが、はまちは最後の最後まで鰹のタタキを食べるのを忘れていた!! |
えり忠 | 手芸屋さん。 またまた手芸関係のお店。 ここは生地専門店。 安い、安いぞ! 店内を物色していると、一番奥に手触りも色合いもいいボーダー柄のインド綿を発見! 数メートルしか仕入れていないとお店の人が言うその生地をちゃっかりワンピース用に4メートル購入した。 店の人も親切で、すごくいいところです。 絶対にまた行くぞ。 だって、メンバーズカード作っちゃったし。 このワンピース用の生地は、現在、予定を変更してツーピースになってます。 涼しくて気持ちいいです。 |
帯屋町商店街はひろめ市場で夕食をとった後にのんびりと散歩したんだけど、店が閉店してしまった後にはストリートミュージシャンの人がたくさん歌っている。 我々の地元では男の子だけしか見ないんだけど、ここには女の子のグループもいて多彩。 一人、ハスキーな声で弾き語りしている女の子がすごく上手で、しばらく足を止めて聞き入った。 他にも10人くらい、我々と同じように立ち止まっている。 いい思い出ができた。 彼女は今も歌っているのかな。 高知に行ったときにはまた聞きに行くことにする。 雨が降っていたが、鏡川沿いを散策。 ビルやホテルの明かりが川に反射していた。 |
日曜市 |
翌日は昨夜の雨も上がり、快晴。 これで日曜市を存分に楽しめるというもの。 はまちは鰹のタタキを食べるのを忘れたものの、鰹節はしっかり買っていた。 犬や猫も売られていて、心が和む。 おじさんやおばさんたちの手作りの品々が並んでいて、すごく暖かい気分になれる場所だ。 |
さて、日曜市だけではなく日曜市が開かれる追手筋にも我々の心の琴線に触れる店が! |
骨董屋さん | 高知城の近くには骨董屋さんがたくさん出品していた。 鉄製の香炉、かんざし、お皿……。 う〜ん、欲しい!! でも、持ち合わせがなくて買えなかった。 今度行くときにはもっと資金を持ってくぞ!! |
焼き餅屋さん | 焼き餅といっても、平たい肉まんを香ばしく焼き上げた感じだった。 おじさんが焼きたてを手渡してくれた。 熱くておいしい!! もう1枚買っちゃった。 |
和服リフォーム屋さん | こちらは日曜市ではなくて、追手筋にあるお店。 名前は不詳。 和服をワンピースやジャケットに仕立て直して売っていた。 昔の着物って、柄があでやかでいいなあ。 そういうのを仕立て直してるから、普通の洋服よりも艶がある! 高知って、古い着物を大事に持っている人が多いのかも。 着物の古着が結構いい状態で売られている。 |
この日曜市を最後に、高知を後にすることに。 まだはりまや橋を見ていないのに〜!! 土佐電鉄のはりまや橋停留所からJR高知駅に戻ろうとしたとき、やっとはりまや橋を見つけた!! こんなに近くにあったのに、気付かなかった我々もどうかしていると思うが。 嬉しいのではまちと渡った。 見つかってよかった。 テレビで見た通り、きれいな橋だ。 下には小川が流れている。 高知は本当にいいところだった。 残念なのは、雨に降られて初日の行動が商店街内だけに限られてしまったこと。 今度行くときには晴れた日を狙うぞ。 |
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