お昼事件

あなたはお昼ご飯に何を持っていきますか？ お弁当？ パン？ こちらではそんなフツーさ加減では飽き足らない人々を紹介します。 まずはH（仮名、女性）。 ある日、職場にHが小さなタッパーウェアを持参した。 掌に収まってしまうくらいのヤツだ。 Hはマグカップにタッパーウェアの中身を入れ、お湯で溶かし始めた。 スープか？ いや、違う！！ この香りは・・・飴湯だ（ショウガ入り）。 Hは自宅からお手製の飴湯の素を持参したのだった！！ 私もちょっともらったけど、おいしかった。 あと、職場には冷蔵庫に紅茶専用コーナーがあって、自由に飲めるようになっている。 紅茶好きにはたまらない職場だ。 ちなみに、紅茶の種類は、ウィタード、フォートナム＆メイスン、フォション、ウェッジウッド。 高級紅茶目白押しである。 あ、中国茶もあるぞ。 あと、インドネシア茶も最近加わった。 職場の愛好家（ごく一部だが）が仲良くこれを飲むわけだ。 共同の冷蔵庫を紅茶でいっぱいにしても怒らない職場のみなさんに感謝！！ 次に、こちらはジョニーが実際に見た話。 高校生になると、給食がなくなり、各自が何らかのお弁当を持ってきたり、学生食堂で定食を食べたりする。 中には、とんでもないことをするヤツも出てくる。 夏の暑いある日、女子５、６人くらいがゴソゴソやっている。 一人は巨大なボウルを取り出した。 一人は水筒に詰めてきた氷を取り出した。 一人は紙コップ数個と割り箸を取り出した。 一人は醤油のような色をした液体を取り出した。 一人はゆで上がった麺を取り出した。 そう、素麺である。 彼女らは素早くセッティングすると、紙コップにめんつゆを注ぎ、ズルズルと素麺をすすり始めた。 学校で素麺はねえだろ！！　 しかし、教室に漂うだしの香り。 ちょっとおいしそうだ。 いつか私もやってやろうと思っていたが、いつの間にか卒業してしまったので、お預けになってしまった・・・。 私は牛乳寒天を山ほど食べてみたいと思って、３０�p×３０�p×６�pのタッパーウェアにたっぷりと牛乳寒天を詰めたものを弁当にしたことがある。 あれ、やめた方がいいね。 おいしいけど、あんなに食べられないってよく分かった……。 牛乳寒天を弁当に山ほど持っていこうとしている人、「過ぎたるはなお及ばざるが如し」だ。 注意してほしい。 友人のアッコは弁当にカレーうどんを持ってきたことがある。 彼女のお母様が入れたらしい。 彼女曰く、「教室で一人チュルチュルやるのは悲しいが、カレーが冷えて固まっているのもまた悲しい」とのことだ。 カレーうどんを弁当に持っていこうとしている人は、「冷えて固まり、食べにくい」ということを注意してほしい。 しかし、高校時代、友人Sのクラスにはもっとすごいヤツがいた。 その人物は、毎朝学校に鉄板を背負って現れる。 そして、アウトドア用携帯コンロと肉を持参。 こいつはなんと、教室で焼き肉をやるのだ。 しかも、一人で。 彼こそ、もっとも勇気あるチャレンジャーと言えよう。 それにしても、よく煙探知機が反応しなかったな。 まあ、ボロい学校だから、そんな装置壊れてたかもしれんしな。 この高校は自由な校風が売りだったが、変なヤツばっかりだった。 校舎の屋根の上で弁当を食べるヤツとか、学校の敷地のすぐそばを流れる川の桟橋で弁当を食べるヤツとか（そして、靴を流されたりする）。 あと、ピザを宅配してもらうヤツもいた。 マンモス校だったので、宅配の人が迷子になっていたが。 というわけで、お昼ご飯に変なものを持っていったことがある人は掲示板で申告してね。

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