汽笛事件
こちらは友人の蒲公英が体験した事件。

ある日、蒲公英は汽車(注)に乗ったが、その日に限って座席は満席。しかし、1席だけ空いていた。
そこは、通常運転席なのだが、連結の都合からか、位置的には2両目の先頭になっていた。
当然運転手さんは1両目に乗っているから、空席と言えよう。
蒲公英はためらわずに着席した。
当然、運転席(仮)であるからして、計器類や様々なレバーやボタン等が並んでいるわけだ。
蒲公英は物珍しさから「
どれどれ」とあるボタンを押してみた。
すると、
ピィーーーーーーーーーーーーーーッ!!!
けたたましい音が鳴り響いたではないか!!
蒲公英は汽笛のボタンを押してしまったようだ!
よもや、運転席(仮)なのに汽笛が鳴るとは!!
侮りがたし、運転席(仮)!!
周囲の人が騒ぎ始めた!!
どうする、蒲公英!!
蒲公英は「
あたしゃ〜、やってないよ」と素知らぬふりで運転席(仮)を素早くかつさり気なく後にしたらしい。

教訓:運転席(仮)には気をつけろ!!
あと、良い子はまねをしてはイカン!
……っていうか、良い子じゃなくても絶対しないでね!!
ジョニーとの約束だぞ〜?

※注: 我々が住むこの地方では、いまだ電車は走っておらず、すべてディーゼルカーである。そのため、列車はすべて「汽車」と称される。しかも、「列車」と言いつつも別に何両も連結しているわけでもなく、多くても3両。1両か2両がほとんどである。広島県から遊びに来たいとこは「ああっ! 電線がない! あの電車は煙が出ている!」と驚いていました。


蒲公英OME 事件簿
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